B2B向けサブスクリプションビジネスを展開する企業に特化した拡張機能「B2B SaaS向けソリューション」を開発。
ランニングコスト不要のパッケージ製品でお客様の成功をサポートします。
B2B SaaS向けソリューション
サービス概要
サブスクリプションビジネスに⽋かせない、⽉次推移のMRRおよびチャーン(解約)などのデータや、取引先別のデータを可視化。集積されたデータをもとに、Salesforce標準機能では実現が難しい経営視点での課題発⾒、KPI設定が可能になります。
製品の特徴
1.契約情報を中⼼に顧客、商談、契約商品、売上を把握
MRRとChurn(解約)の推移を、⽉次ごと/取引先ごとに確認できるダッシュボードを設置。新規契約数や解約数、売上実績などを可視化します。
2.売上実績に加え、今後の予測などの分析も可視化
⼊⼒された情報をもとに、売上継続率や解約社数/契約社数の⽐率、今後の予測や前⽉対⽐の成⻑率などの様々な分析データも⾃動⽣成。ダッシュボードで可視化します。
3.現場の負担が少なく運⽤が可能
商談で[売上作成]ボタンを押すだけでグラフに⾃動反映されます。⼀般的なSalesforceの使い⽅での運⽤を基本としたデータ⼊⼒⽅法で、現場への負荷を増⼤させずにデータ集積が可能です。
4.ランニングコスト不要
請求機能(売上からの請求データ⽣成機能/合算請求機能/代理店管理機能)付与の有無による2種類の製品をラインナップ。いずれも初期費⽤のみで、ランニングコストは発⽣しません。また、お客様ごとのカスタマイズにも対応可能です。
導入企業インタビュー
「B2B SaaS向けソリューション」を実際に導⼊し、ビジネスを展開している企業様の声を紹介します。
導入企業様① 株式会社レアラ
代表取締役CEO 林 和成 様
SaaS事業に必要な分析時間を
30パーセント削減
当社は、弁護⼠・法律事務所様に特化したクラウド業務改⾰システムLEALAを開発及び提供しております。 創業当初から、SaaS事業に必要な情報はしっかりシステム上で管理していきたいと考えており、Salesforceを導入しました。SalesforceはCRMとして⾮常に価値が⾼く便利ですが、B2B SaaS事業において活用するとなると、少なからずカスタマイズが必要となります。そこで、「時間」を買うという意味でも、B2B SaaSパッケージを導⼊しようと決断致しました。
現在パッケージを活用しているのは、①マーケティング、②セールス、③カスタマーサクセスの3部⾨です。①マーケティング部⾨では、獲得⾒込み顧客数、MRRトレンドや売上実績、売上予定、更新予定、受注予定といった全ての売上関連情報を元にWeb広告の予算を調整しています。②セールス部⾨では、MRRターゲットやレベニューターゲットに加え、⽉次の成⻑率も可視化できる為、成⻑率のKPIや結果を確認しつつ課題の早期特定に役⽴てております。最後に、③カスタマーサクセス部⾨では、契約の更新率やアップセル、ダウングレード、チャーンレートなどを具体的な数値として把握。部⾨の実績をしっかり可視化・分析するために活⽤しています。
パッケージ導⼊前はSalesforceとスプレッドシートを使用して数値分析をしておりましたが、導⼊後は分析時間を30パーセント程度削減できております。今後、当社で取り扱うサービスラインアップが増えていくと、商品構成⽐率の確認など、パッケージの活⽤幅がより拡がっていくと思います。SaaS事業運営に必要な情報は、本パッケージを早く導⼊すればするほど、組織の資産としてデータ蓄積可能です。費⽤はイニシャルのみですので、早めの導⼊をお勧め致します。
導入企業様② メグリ株式会社(旧社名:株式会社ランチェスター)
代表取締役CEO 田代 健太郎 様
SaaS特有のKPIが可視化され、
ビジネスの⽬標が明確に
当社は現在、アプリマーケティングプラットフォーム「MGRe(メグリ)」の開発・運営を⼿がけています。当初の事業は受託開発でしたが、プロダクトがSaaS化したのは2019年11月からです。ただし、ビジネスモデルは2018年からサブスクになっています。 受託開発期からSalesforceは使っていて、主にチームスピリットによるプロジェクト管理に活⽤していました。ところが、SaaSになってからは、MRRやARPAといったSaaS特有のKPIをSalesforce単体で⾒ようとすると、運⽤的な負荷が⼤きいんですね。これを解決するため、B2B SaaSパッケージ導⼊に踏み切りました。
パッケージ導⼊後は、SaaSのKPIが⼀⽬でわかるようになりました。毎週⽉曜⽇に全体ミーティングをするのですが、そこで最初にMRRとARPAを必ず確認しています。その時、例えばMRRの変動がアップグレードによるエクスパンションなのか新規なのかというのが即座にわかる。また、我々のサービスはMAUでの従量課⾦になっているので、クライアント様と⼀緒にアクティブユーザーを伸ばしていくことがカスタマーサクセスのミッションになっています。したがって、既存顧客のアップセルやクロスセルによる収益増加が⾮常に⼤きい。つまりネガティブチャーンがよく発⽣するんです。そこを管理しやすくなったという点も⼤いに助かっています。
受託開発・パッケージからSaaSへという事業転換で当社のKPIが変わったわけですが、B2B SaaSパッケージ導⼊によって⽬標として何を追いかければよいのかが極めて明確になりました。これはコミュニケーション上も⼤きな効果と⾔えます。今はまだ⺟数が少ないので、そこまで細かく管理する必要はありませんが、今後はKPIをより細分化して⾒ていきたい。事業拡⼤に伴って使える機能はまだまだあると感じています。